当サイト【モンちゃる(Monsters Channel)】では、動画配信サービスの比較や選び方について徹底調査し、ランキングや目的別で仕分けしていきます。
動画配信サービスとは、あなたの好きな国内ドラマ、海外ドラマ、アニメ、映画などのさまざまな作品を、好きな時にどこでも自由に見ることができるサービスです。また、動画配信サービスは、VOD(ビデオ・オン・デマインド)とも呼ばれます。
最近では、レンタル屋さんでDVDを借りてくる人よりも、いつでも自宅で手軽に楽しむことができる動画配信サービスを使う人が急増しています。
動画配信サービス(VOD)を提供している会社は何社もあり、それぞれの特徴があります。どこのサービスが自分にベストなのか見ていきましょう。
【2021年】動画配信サービスおすすめ比較ランキング
2021年のVOD動画配信サービスのおすすめ比較ランキングをご紹介します。
当サイトで比較している動画配信サービスは全11社あり、以下の簡易一覧表の中からおすすめランキングとして紹介しています。選び方については後で詳しく書いています。
動画配信サービス11社の簡易一覧表
サービス名 | 作品数 | 無料期間 | 価格(税込) |
hulu | 約50,000本 | 2週間 | 1,026円 |
U-NEXT | 約130,000本 | 31日間 | 2,189円 |
dTV | 約120,000本 | 31日間 | 550円 |
NETFLIX | 不明 | 1ヵ月 | 990~1,980円 |
Amazonプライムビデオ | 約30,000本 | 30日間 | 500円 |
TELASA | 約10,000本 | 15日間 | 618円 |
dアニメストア | 約3,000本 | 31日間 | 440円 |
FODプレミアム | 不明 | 1ヵ月間 | 977円 |
DMM見放題chライト | 約7,000本 | 2週間 | 550円 |
TSUTAYA TV | 約9,000本 | 30日間 | 1,026円 |
Parabi | 約8,000本 | 月末まで | 1,017円 |
おすすめランキングTOP3
【第1位】hulu
huluは動画サービスの先駆け的な存在で、利用者数も170万人以上と多い。全ての作品が見放題という分かりやすいサービスがとても人気で、そのほとんどがHD画質というのも嬉しい。また、海外ドラマの作品数が豊富なのも特徴的だ。さらにマルチデバイス対応なので、いつでもどこでも視聴可能!huluの評判&口コミへ
【第2位】U-NEXT
動画コンテンツの本数は13万本以上と業界でも1位、2位を競うほどのボリュームがあります。特に韓流ドラマは他の動画配信サービスよりも多い印象。また、動画以外にも雑誌や漫画などのコンテンツも豊富にあり、飽きさせることが無く、アカウントを複数作れることから、家族みんなで楽しめる配信サービスといった感じ。動画コンテンツには、アダルト作品もあるので男性陣にはとても強い味方だ。
【第3位】dTV
国内シェア率NO.1の動画配信サービス。月額料金の安さと約12万本以上が見放題という作品数の多さが人気。また、dTVの「d」はdocomoの頭文字から来ているが、ドコモユーザーでなくとも利用可能だ(キャリアフリー)。また、音楽系の動画(LIVEやカラオケ)や韓流ドラマなどの動画配信が多いのも特徴的。
【番外編】人気急上昇中!
Amazonプライムビデオ
動画配信サービスの中では最安値で実質月額が325円で利用できる。更に、このAmazonプライム会員には様々な特典がある。その中でもAmazonで購入の際、配送料が無料になったり、お急ぎ便や日時指定便も無料、Prime Music(音楽)が無料、PrimeReading(本)が無料になっている。また、動画コンテンツ自体にも力を入れており、オリジナル作品が多いのが特徴的。
目的別で選ぶおすすめVOD動画配信サービスはコレだ!
動画配信サービス(VOD)を目的別で選ぶおすすめを紹介します。
月額料金で選ぶならコレ!
- Amazonプライムビデオ(325円~500円税込)
- dアニメストア(440円税込)
- dTV(550円税込)
月額料金を少しでも安く済ませたいあなたには「Amazonプライムビデオ」が1番おすすめ。強豪ひしめく中で月額500円という破格の安さで動画配信サービスを見ることができる。しかも、年間場合だと3,900円なので、実質325円になってしまうという優れたサービスです。とはいえ作品数では、Amazonプライムビデオが約3万作品に対して、3位のdTVが約12万作品と後者が圧倒しており、安さを取るか作品数を取るかによります。安さ以外の特典なども考慮して決めていこう。
作品数で選ぶならコレ!
作品数だけで選ぶならU-NEXTが約13万本と1位、2位のdTVも約12万作品と他を圧倒しています。しかし、U-NEXTの13万本の中には、レンタル動画50,000本も含まれているので、見放題だけで見ればdTVが1位になります。3位のHuluも全て見放題で約50,000本あるので見放題だけだとU-NEXTに近い作品数。今の段階では、この3社が他の追随をゆるさない動画配信サービスの3強と言えるだろう。
家族みんなで楽しむならコレ!
- U-NEXT(4台)
- NETFLIX(1~4台)
- Amazonプライムビデオ(3台)
家族みんなで動画配信サービスを楽しむのであれば、同時に視聴可能な数が多いサービスを選びましょう。1位のU-NEXTであれば、最大4台までの同時視聴が可能なので、家族が別々の部屋にいてもそれぞれが見たい動画を楽しむことができる。またU-NEXTの場合、それぞれアカウントが別なので自分が見た動画の履歴を見られる心配がないのでプライバシー的にもおすすめ。更に、R15、R18などの動画も閲覧できるが、子供が間違って閲覧できないように設定できる万能ぶりがとても素晴らしい。
子供に見せるならコレ!
子供向けアニメが多く、グズった時におとなしくしてもらおうと企んでいるあなたには、キッズアニメが豊富な動画配信サービスがおすすめです。普通のアニメと違いキッズアニメでは、「幼児向け動画」や「おかあさんと~」、「戦隊もの」など子供の心をわしづかみにする作品が多くあり、泣いている子供にお気に入りの動画を見せれば一発で機嫌が良くなるでしょう。
U-NEXTの場合、子供専用のアカウントを作成して年齢制限を掛けれるので、見せたくない動画(R15指定、R18指定、アダルト)をうっかり視聴してしまうというリスクも避けられます。キッズアニメの作品数も1,400本以上と充実している。2位のdTVも作品数とともにキッズアニメの映画が多い印象です。しかし、アカウントを複数作れないという欠点があります。
外出先で見るならコレ!
外出先でインターネットが不安定なときや、ネット環境が無いところでも動画を楽しみたい人は、ダウンロード機能が付いている配信サービスがおすすめです。上記の配信サービスであれば、動画のダンロードに対応しています。
「ちょっとした移動時間で見たい」、「インターネットが遅くて重い」、「動画がよく止まる」という人には必須の機能ですね。オフラインで動画が見れるとかなり快適になります。ちなみに、移動中で子供に見せておくと、おとなしくなってくれるので重宝しています
英語を学習するならコレ!
海外ドラマや映画を見ながら英語のお勉強をしたい人は、字幕のON・OFFができる配信サービスがおすすめです。NETFLIXとhuluは日本語字幕だけでなく、英語の字幕もON・OFFにできる機能があります。NETFLIXは海外映画の英語字幕も付いているので、自分の英語レベルに合わせて楽しく、そして自然に英語の勉強ができるのは魅力的ですね。また、NETFLIXは多言語対応しているので、そこも嬉しいところです。huluは海外ドラマが英語字幕に対応しています。
アダルトも見るならコレ!
- U-NEXT(約5,000本)
- TSUTAYA TV(約4,600本)
- DMM(約2,000本)
アダルト動画も見たいちょっと大人なあなたには、アダルト作品数が多い「U-NEXT」がおすすめ。U-NEXTはアダルトの見放題作品数が約5,000、レンタル作品が約8,000とラインナップが非常に充実している。3位はアダルトで有名なDMM、アダルトのみの作品数は約2,000本と他より少ないですが、メジャーどころの作品が揃っていて、月額550円(税込)とリーズナブルな価格にも注目です。2位のTSUTAYA TVは、作品数と価格も上2つの中間といった感じです。通常の動画コンテンツと一緒に楽しむのであれば、バランスの取れたU-NEXTがおすすめになります。逆に、U-NEXTにアダルト動画があると知らずに契約する人も多いはずです。そのていで契約してこっそり見てもOKだ。意外かもしれないが、女性にも人気が…。
オリジナル配信にこだわるならコレ!
今までに見たことのない動画にこだわるなら、オリジナル配信に力を入れている配信サービスがおすすめ。中でもNETFLIXは、海外で超がつくほど有名で、地上波を上回る人気を獲得しています。NETFLIXが手がけるオリジナルドラマや映画はクオリティーが高く、これを目当てで加入する人が多いです。それだけオリジナル動画に資金を投入し、力を入れているのがNETFLIX。また、Amazonプライムビデオも、バラエティーのオリジナル配信が面白いという印象が強い。
新作配信が早いのはコレ!
新作のドラマや映画が好きな人には、新作動画が早く見れる配信サービスがおすすめです。特にHuluは海外ドラマに強く、「海外ドラマならHulu」という感じですが、新作海外ドラマの配信スピードも早いという特徴があります。
音楽が好きならコレ!
音楽好きな人には、ライブ動画やカラオケ用の動画が多い、音楽ジャンルに強い配信サービスがおすすめです。dTVは運営元がレコード会社のエイベックスなので、ライブがまるごと見れる動画も多くて迫力満点です。また、Amazonプライムビデオはライブ動画などは少ないものの、動画とは別に「Prime Music」という約100万曲以上も聞き放題というコンテンツが同じAmazonプライムビデオの料金に入っているのでコスパ最強。
雑誌も好きならコレ!
動画コンテンツだけでなく、雑誌も一緒に読みたいなという人には「雑誌読み放題」のコンテンツがある配信サービスがおすすめです。U-NEXTは70誌以上、FODは10誌以上の読み放題に対応しています。
吹き替えで海外ドラマや映画を見るならコレ!
海外ドラマや映画を日本語で気軽に楽しみたい人は、吹き替えコンテンツが豊富な動画配信サービスがおすすめです。海外ドラマなどで吹き替え版の作品が豊富なのがNETFLIXです。U-NEXTも負けないぐらい豊富にあります。これら2つに対してhuluでは、すこし少ない程度ですが、そのぶん配信スピードが早いので迷うところです。
国内ドラマが好きならコレ!
国内ドラマもほとんどの動画配信サービスで見ることができますが、独占配信している場合もあるので上の3つは強いです。それぞれ「FODはフジテレビ系」、「huluは日テレ系」、「parabiはテレビ東京とTBS系」とそれぞれの特徴があります。あなたの好きなドラマによって変わってくるので、国内ドラマに強くこだわりのある人は上の3つは要チェックです。U-NEXTはNHKが配信している動画を見ることができるが有料なので、毎月もらえるポイントを使うことで実質無料で見ることが可能です。
海外ドラマが好きならコレ!
海外ドラマが好きでたっぷりといろんなドラマを制覇したい人は、海外ドラマの作品数が多い配信サービスがおすすめです。Huluは海外ドラマが数多くあり、「海外ドラマ見るならHulu」といった感じ。また、海外ドラマの配信スピードもHuluが他を圧倒しています。NETFLIXも海外ドラマに強く、独自作品にも強い印象です。
韓流ドラマが好きならコレ!
- dTV(約300作品)
- U-NEXT(約400作品)
- TSUTAYA TV(約300作品)
韓流ドラマの見放題作品が多い動画配信サービスがおすすめです。dTVは全て見放題で約300作品と種類も豊富で楽しめます。U-NEXTは8割ぐらいが見放題、残り2割ぐらいが有料になるので結果dTVと作品数の大差はありません。TSUTAYA TVは約半数が見放題でもう半数は有料になります。作品数から考えると、上位2つがおすすめです。
アニメが好きならコレ!
- dアニメストア(2,400本以上)
- U-NEXT(1,500本以上)
- Amazonプライムビデオ(1,000本以上)
- hulu(約650以上)
アニメ好きなら、アニメ作品が多い動画配信サービスがおすすめです。dアニメストアはアニメ専門サービスなのでさすがに強く、作品数も2,400作品以上が見放題なのでアニメ好きにはたまりません。U-NEXTに続き、Amazonプライムビデオもアニメの作品数は約1,000本以上と多いです。また、huluはバンダイチャンネルと提携したので、以前よりもアニメ作品がかなり強化されています。
ディズニー好きならコレ!
ディズニー作品と言ってもホームドラマからアニメ映画、実写映画までさまざまです。著作権に厳しいディズニー作品なので見られる動画配信サービスも限られています。ディズニーアニメ映画の場合は、見られるとしても有料で視聴する作品が主になります。
Amazonプライムビデオは見放題のディズニー作品数が多いが、「ディズニー・チャンネル(連載アニメ)」がメインで、ほかに実写映画の作品が少しあるぐらい。実写映画はどこのVODも少しだけ配信されていますが、アニメ映画はほとんどなく、課金しないと見れない状況です。U-NEXTの場合は、毎月1,200円分のポイントが貰えるので、それを使えば実質無料でアニメ映画を見ることができます。huluは少しだけ作品があるという程度です。
映画が好きならコレ!
- U-NEXT(約4,200本)
- NETFLIX(約4,200本)
- Amazonプライムビデオ(約2,800本)
無類の映画好きならば、映画作品数を多い動画配信サービスを選んでいきましょう。U-NEXTとNETFLIXの2つが同じ4,200本とだんとつで多いですが、U-NEXTの場合は有料動画も含めると作品数はなんと約6,100本にもなります。Amazonプライムビデオも月額が格安な割に3位とかなり検討していますね。やはりコスパは最強です。
動画配信サービスの選び方は何を重視する?
動画配信サービスの選び方は、あなたが何を重視するかによって変わってきます。
単純に価格が安ければ、良いってもんでもないですよね!?家族みんなで使いたい人や海外ドラマを吹き替えで見たい人などさまざまです。選ぶ基準はいろいろあるので、きっとあなたにピッタリの動画配信サービスがあるはずです。
利用料金
利用料金は、月額定額で見放題のサービスが多く、月額325円~3,000円ぐらいと幅広く、平均すると月1,000円ぐらいです。当然ですが、利用料金は安い方が良いです。金額的にはそこまで高くないかもしれませんが、インターネット代・携帯代と毎月の出費にプラスされるので、少し慎重になってしまいますね。
動画配信サービスには、動画コンテンツだけでなく、副次的なサービス(漫画・雑誌・その他)も多くあります。
作品数
作品数とは、動画が見れるの本数のことです。単純に少ないよりも多いほうが良いですね。しかし、作品数が少なくても独自配信が多かったり、画質が良かったり、新しい作品の配信が早かったりするサービスもあります。
作品数も1つの目安ではありますが、ただ多いだけで加入してしまうと自分が見たい動画が無かったり、見放題とは別料金が掛かるTVOD(都度課金やレンタル)やEST(買い取り型)が多かったりもします。作品数にはこれらも含まれているので、ここだけで判断するのは不安です。とにかく、自分が見たいジャンルをハッキリさせておくことが大切です。
無料お試し期間
無料お試し期間とは、登録してからどれぐらいの日数が無料で使えるかという期間のこと。基本的にどの動画配信サービスも、この期間中であれば解約しても料金が発生することはありません。なので、一度お試しで登録してみて、実際に使ってみて、あなたに合っているかどうかを判断できる期間です。この無料お試し期間を有効に使うと良いでしょう。
注意点として、二度目の登録時にはこの無料期間が適用されないところがほとんどです。
同時視聴可能数
同時視聴回数とは、スマホで動画を見ながら、PCでも同じサービス使い違う動画を見るということ。基本的に1つの契約で1つの動画を見るわけなので同時視聴可能なところはまだ少ない傾向にあります。1つの契約のみで複数の端末から同時に視聴可能な動画配信サービスも存在します。家族みんなで使いたい方などは、この同時視聴可能数を重視して配信サービスを選ぶことをおすすめしたい。
また、動画の続きをそのまま別の端末で続きから再生するのは、これとは別の機能になります。
対応機器の多さ
対応機器の多さとは、テレビ、パソコン、スマホ(iOS)、スマホ(Android)、タブレット、ゲーム機器などの各端末機器で動画視聴が可能かどうかということ。当然たくさんの端末に対応している方が良いです。スマホであればで外でも手軽に楽しめるし、テレビであれば大きな画面で映画のワンシーンを大迫力で視聴できます。
最近の動画配信サービスでは、どの端末にも対応している会社が多いですが、必ずチェックしておきたい項目の1つです。
漫画・雑誌・その他
漫画・雑誌・その他とは、動画視聴以外の副次的な特典サービスのこと。「動画配信サービスに登録して家でのんびり映画鑑賞したい。だけど、どうせなら他のコンテンツも充実しているサービスが良い」そんなわがままなあなたがサービスを選ぶときにぜひ注目すべき項目です。マンガや雑誌が読めるサービスや、映画が割引されるなどのその他さまざまなサービスがあります。動画配信サービスの種類によっては、これら特典サービスだけでも十分に元が取れてしまう配信サービスも多くとても魅力的なチェックポイントです。
これらの良い例がランキングでも紹介した「U-NEXT」や「Amazonプライムビデオ」で、両方とも人気急上昇中の動画配信サービスです。
画質
画質には大きく分けて4種類あり、それぞれ4K、フルHD、HD、SDがあります。画質が良いと、それだけで臨場感や迫力が断然違って見えます。現在、配信されている動画サービスではあまり4K対応されていないところが多く、基本的にフルHDやHDが主流になっています。4K動画に多く対応している動画配信サービスで、有名なところは「NETFLIX」です。
- 4K:ブルーレイより綺麗
- フルHD:ブルーレイと同等
- HD:DVDより少し綺麗
- SD:DVDと同等
それぞれの画質の動画を見るためには、それに対応したAV機器(テレビやレコーダー)を持っていなければ視聴できません。
ダウンロード機能
ダウンロード機能がある場合、スマホに好きな動画をダウンロードしておけば外出先でどこでも楽しめます。ダウンロードするのでインターネットに繋がっていないローカル環境でも、いつでも見ることが可能なとこがダウンロード機能の素晴らしいところです。あなたのお子さんがお気に入りの動画をダウンロードしておけば、グズったときでもすぐに対応できます。Wi-Fi環境がない場所でもデータ通信量を気にする必要はありません。そのかわり端末の充電は減りやすいので、車で充電しながらや外出先で充電しながら視聴することをおすすめします。
このダウンロード機能も、あればとても嬉しい機能の1つですが、全ての動画がダウンロードできるわけではなく、著作権やライセンス契約上の関係で、できない作品もありるので注意しましょう。
字幕&吹き替えの切替機能
字幕や吹き替えの切り替え機能は、海外ドラマや海外映画を見るときには重宝します。字幕版(英語)の方が臨場感は伝わってきますが、気軽に楽しむのであれば吹き替え版(日本語)が見たい人も多いはずです。動画配信サービスにこの切替機能がなくても、字幕動画と吹き替え動画が別作品として配信されていることも多いです。なので、吹き替え版の作品数が多いかどうかという選び方をしていきましょう。
契約・解約方法
契約方法や解約方法が簡単な配信サービスが多いですが、大切なことなので契約前にしっかり確認しましょう。初めは無料期間があるサービスがありますが、解約手続きをしなければそのまま課金に移行するサービスがほとんどです。解約方法はそれぞれの「動画配信サービス+解約方法」でGoogle検索すれば簡単に知ることができます。
支払い方法
支払い方法は、クレジットカードを持っていれば問題ありません。クレジットカードを持っている人は良いですが、クレジットカードをもっていない人も多くいるはずです。そんな方でも登録できる動画配信サービスもあります。auやdocomoのキャリアをお持ちであれば、携帯料金と一緒に支払いできます。クレジットカードを持っていない人は、支払い方法を最初に確認して動画配信サービスを選んでいきましょう。
VOD動画配信サービス一覧比較表
ここまでの動画配信サービスの選び方は何を重視するかを書きましたが、それぞれを項目別に一覧比較表にしました。
サービス名 | hulu | U-NEXT | dTV | NETFLIX |
月額料金(税込) | 1,026円 | 2,189円 | 550円 | 990~1,980円 |
作品数 | 見放題5万本 | 見8万本、レ5万本 | 見放題12万本 | 不明 |
無料期間 | 2週間 | 31日間 | 31日間 | 1ヵ月間 |
同時視聴可能数 | 1台(実は2台可) | 4台 | 1台 | 1台~4台 |
対応機器 | 5機種 | 5機種 | 4機種 | 5機種 |
画質 | HD | 4K,HD | 4K,HD | 4K,HD,SD |
漫画・雑誌 | (なし) | (70誌) | (なし) | (なし) |
ダウンロード機能 | (あり) | (あり) | (あり) | (あり) |
字幕&吹き替え※1 | (あり) | (あり) | (あり) | (あり) |
支払い方法※2 | (d,a,s,i) | (d,a,s) | (d) | (s,i) |
サービス名 | Amazonプライムビデオ | TELASA | dアニメストア | FODプレミアム |
月額料金(税込) | 325~500円 | 618円 | 440円 | 977円 |
作品数 | 不明(約3万本) | 見放題1万本 | 見放題3千本 | 不明 |
無料期間 | 30日間 | 15日間 | 31日間 | 1ヵ月間 |
同時視聴可能数 | 3台 | 1台 | 1台 | 1台 |
対応機器 | 5機種 | 4機種 | 5機種 | 4機種 |
画質 | HDR,UHD,HD,SD | HD,SD | HD,SD | HD,SD |
漫画・雑誌 | (あり) | (なし) | (なし) | (10誌) |
ダウンロード機能 | (あり) | (あり) | (あり) | (なし) |
字幕&吹き替え※1 | (あり) | (あり) | (なし) | (あり) |
支払い方法※2 | (d,a) | (a) | (d) | (d,a,s) |
サービス名 | DMM見放題chライト | TSUTAYA TV | Parabi | |
月額料金(税込) | 550円 | 1,026円 | 1,017円 | |
作品数 | 見放題7千本 | 見放題9千本 | 不明(約8千本) | |
無料期間 | 2週間 | 30日間 | 登録月の月末まで | |
同時視聴可能数 | 3台 | 1台 | 1台 | |
対応機器 | 5機種 | 5機種 | 4機種 | |
画質 | HD | ほぼSD | HD | |
漫画・雑誌 | (なし) | (なし) | (なし) | |
ダウンロード機能 | (なし) | (一部) | (なし) | |
字幕&吹き替え※1 | (なし) | (あり) | (あり) | |
支払い方法※2 | (d,a,s,y) | (d,a,s) | (d,a,s) |
※1 別作品=字幕と吹き替えが別々の動画として配信されている。
※2 =クレジットカード、(d) =docomo、(a) =au、(s) =SoftBank、(i) =iTuneStore、(y) =Ymobile、 =paypal、 =その他
動画配信サービスの種類やシステム
VOD動画配信サービスの種類は、大きく分けて4つ存在します。このVODとは、これら4種類のシステムの総称です。
各種類により料金を支払うシステムが違うので、動画を視聴する際はこれらをチェックしておきましょう。
- SVOD(月額課金|定額見放題の動画)
- TVOD(都度課金|レンタル型動画)
- EST(都度課金|ダウンロード型動画)
- AVOD(無料|広告付き無料型動画)
では、それぞれの特徴を見ていきます。
SVOD(月額課金|定額見放題の動画)
SVODは、毎月一定の金額を支払うことで見放題になる種類の動画配信サービスです。
毎月決まった金額を支払っていれば、その月はアニメやドラマなどの動画が見放題になります。少し気になる動画や懐かしい作品など、どれだけ見ても料金が同じなので利用者が多く定番なサービス。ここで紹介している動画配信サービスは定額見放題のものが主になります。この「SVOD」+「TVOD」で運用している動画配信サービスが多いです。
TVOD(都度課金|レンタル型動画)
TVODは、動画をレンタルして一定期間のみ見ることができる種類の動画配信サービスです。
レンタルなので期間中を過ぎてしまうと見ることができなくなります。近くのレンタルショップでDVDやブルーレイをレンタルするのと同じです。違う点は、返却する手間がないことや、借りにくい作品をレンタルするときに役立ちます。しかし、新作が出るタイミングは、レンタルショップの方が早い傾向にあります。
EST(都度課金|ダウンロード型動画)
ESTは、動画データを購入してダウンロードすることができる種類の動画配信サービスです。
データをダウンロードして購入するので、好きなときに、好きなだけ動画を見ることができます。感覚的には、DVDやブルーレイを購入するのと同じです。データとして残っているのでDVDのように破損したり、劣化する恐れがありません。しかし、あくまでもデータなので、あとで売ることや譲渡することはできません。
AVOD(無料|広告付き無料型動画)
AVODは、無料で動画を視聴することができる種類の動画配信サービスです。
無料で見ることができますが、動画の再生前や再生中で広告動画が流れます。テレビのCMと同じ仕組みなので無料でたくさんの人に広告を見てもらうことを目的に企業がお金を出して成り立っています。YouTube、ニコニコ動画、TVerなどが、このAVODに属します。無料ですが、基本的にアニメやドラマなどと言った続きものや映画などの作品はありません。
動画配信サービスのメリット・デメリット
動画配信サービスのメリットやデメリットについて書いておきます。これから動画配信サービスを利用しようと考えている人は、自分にとってメリットがあるか判断してから決めましょう。ここで上げているメリット・デメリットは、定額見放題(SVOD)+都度課金型(TVOD)の動画配信サービスのことです。
メリット
- いつでもどこでも見放題。
- 色んなデバイスで視聴可能。
- コスパ的には最強。
- いろんなジャンルを楽しめる。
- 返却の手間がかからない。
- 延滞料がない。
- 貸出中で見れないことがない。
- 家族みんなで楽しめる。
- DVDの本編前の広告がない。
- 気軽に試して見れる。
- 特典があるとこも。
- 無料期間がある。
- 登録、解約が簡単。
月額1,000円程度で「好きな時間」、「好きな場所」で何度も見ることができるのが大きなメリットでコスパ的にもかなり良い。
また、様々なデバイスで見れるのも特徴で「大画面で迫力ある映画を見る」こともできるし、「ベットでゴロゴロしながらゆっくり見る」こともできます。レンタルでよくありがちな「返し忘れて延滞金が酷いことに…。」なんて心配もありません。
デメリット
- 新作にはお金が掛かる。
- シリーズ作品が見れないことも。
- 吹き替え作品がないものがある。
- 時間が経つと同じものが見れなくなる。
- 見ていなくてもお金が掛かる。
- レンタルよりも少し割高になる。
- インターネット環境が必要。
- 電波が弱いと止まる。
- クレジットカードが基本。
動画配信サービスも万能ではなく、「忙しくて今月は何も動画を見てない」という時でも月額料金が発生するデメリットもあります。他にも新作動画を見る場合には、どうしても課金しなければ見れないサービスがほとんどです。
これらのデメリットは、見放題のみのサービスへ登録したり、新作はポイントを使えば無料で見ることができるサービスを選んでいきましょう。支払いはクレジットカードが基本ですが、最近ではdocomo、au、SoftBankなどの各キャリアで支払いができるサービスも増えてきています。
おすすめな人、おすすめできない人
動画配信サービスがおすすめな人とおすすめできない人がいるので、迷っている人はよく読んだ上で登録するか判断していきましょう。上であげたメリット・デメリットを考慮しながら決めることが大切です。
動画配信サービスがおすすめな人
動画配信サービスは、とにかく動画好きな人には特におすすめです。1つのサービス登録でアニメ、ドラマ、映画と多彩なジャンルを見ることができるので、1人でどれだけ時間があっても足りないぐらい楽しいです。いろんなジャンルがあるので、あなただけでなく家族みんなで見れるのもかなり嬉しいところですね。
あなたは「見たいと思っていたけど、見れていない動画ありますか?」たぶんほとんどの人は「ある」と答えます。そんな動画もバッチリ見ることができるし、気になる動画があったら最初のくだりだけ見て、判断することもできるので「レンタルしてガッカリ…。」みたいな失敗もありません。
そんな体験をしてきたあなたには、動画配信サービスがおすすめです。
動画配信サービスがおすすめできない人
動画を見るためのサービスなので、忙しい人には特におすすめできません。家でリラックスしてみることができるので、忙しい人には最適なのですが、忙しすぎて動画なんか見ている暇がないという人は、登録しても無駄になってしまいます。また、インターネットを介して見ることが基本なので、電波が不安定なところに住んでいると再生中によく止まってしまいます。
また、新作をメインで昔の動画はほとんど見ないという人にも向かないです。そういった人は借りる手間はかかりますが、レンタル屋さんで借りた方が安いかもしれません。
そんな忙しいあなたには、動画配信サービスはおすすめできません。
よくある質問Q&A
ここからは、VOD動画配信サービスの「よくある質問Q&A」を書いておきます。
テレビで視聴するには?
大画面のテレビで迫力ある映画を見たい場合は、3つの条件があります。
- 動画配信サービスがテレビ対応している。
- ストリーミングデバイスを所持している。
- テレビにHDMI端子が付いている。
まず、動画配信サービス自体がテレビ視聴に対応しているかどうかをチェックしましょう。上の一覧表で対応機器にテレビのアイコン()がある動画配信サービスを選びます。
次に、テレビで視聴するためのストリーミングデバイスを別途購入する必要があります。安いものでAmazon製品の「 Fire TV Stick」、「Chromecast」の2種類があり、価格は約5,000円程度です。特徴としては、Amazonプライムビデオは「Chromecast」で見ることができません。逆に、YouTubeはAmazonの「Fire TV Stick」では基本的に見ることができません。その他のHulu、U-NEXT、dTV、Netflix、などの動画配信サービスにはそれぞれ同じように対応しています。
最後に、あなたが持っているテレビでストリーミングデバイスが使えるか確認しましょう。テレビの後ろにHDMI端子がさせる穴があればOKです。昔のテレビでなければ、ほとんどが対応しているはずです。
またPlayStation4やWiiUなどのゲーム機器を持っていればそれらを通して視聴することも可能です。この際もゲームのアイコン()が付いている動画配信サービスを選びましょう。
何台でも同時に見ることができるか?
サービスのよっては1つの動画配信サービスの契約で、同時視聴することが可能です。上の一覧表で同時視聴可能数を確認してください。
U-NEXTは4台、FODプレミアムは5台と同時視聴可能数が多いです。NETFLIXだけは、申し込むプランによって変わるので注意しましょう。
動画配信サービスを使うためのインターネット環境のおすすめは?
固定回線(有線LAN、無線LAN)、スマホ回線(4G)、ポケットWi-Fiなど、様々なインターネット回線がありますが、動画を視聴す場合は固定回線(有線LAN)がおすすめです。
理由は固定回線がもっとも安定しているので、動画がやたらと止まったり、変に重かったりということが少ないので、快適に動画を楽しめます。また、通信量の制限がないことが大きいです。有線が無く、無線しかない方でも固定回線であればそれほど気にする必要はありません。(たまに止まる程度…。)
出先で見る場合でも、固定回線から動画をダウンロードすれば、パケット通信料も気にすることなく楽しむことができます。ただし、スマホのバッテリー残量が無くなりやすくなるので注意が必要です。
解約は簡単か?
どこの動画配信サービスも解約手続きは簡単です。
なかには、スマホのアプリ内から解約可能な動画配信サービスもありますが、基本的にはインターネットから公式サイトへ行き登録時のIDやパスワードを入力して解約手続きをしていく流れはどこも同じ。
ただし、30日間の無料期間の途中で解約した場合、解約したその時点から動画の視聴ができなくなるので注意しましょう。無料期間内で解約すれば、0円なので安心して試すことができますね。
無料期間終了後は自動的に有料になる?
下記はdTVの公式サイトから引用したものです。
無料期間中にお客様よりサービス解約のお申出がない場合、無料期間終了後は有料となり、無料期間終了日の翌日が属する月より月額利用料(1ヶ月分)がかかります。
とあるので、基本的には無料登録して解約手続きをしない限り、自動的に有料になります。